どーも、冨安です。
相変わらず大分県にいます。
日本有数の温泉地、別府にいることが多く、先日行った温泉の情報公開に感動しました!
別府の老舗「竹瓦温泉」
先日僕が行った温泉は「竹瓦温泉」。
別府のシンボル的な存在としても知られる竹瓦温泉の創業は、明治時代1879年です。
この建物が独特の造りで、温泉も湯治文化を感じるような、今までで新感覚の温泉でした。
そして僕が別府で行きたかったのが、砂湯。
この砂湯ゾーン。
少し地下に作られているのが特徴です。温泉を染みこませた砂を身体にかけて、約15分ほど砂湯浴をした後に温泉に浸かるという流れ。
担当のおばちゃんが慣れた手つきで、写真を身体にかけてくれます。
別府には湾岸沿いにも砂湯がありますが、施設内での砂湯ができるのは竹瓦温泉のみです。
さすがに扉の向こう側は、写真にとってないですが、是非別府に行ったら、
扉の向こう側の景色を見て欲しいなと思います!
地下につくられてるのに、天井が高く、すごく開放的な雰囲気です。
独特だったなあ。
そういえば昔の湯治文化の写真を見ると、天井が高かったような気がして、天井が高いのはなぜなんだろう?
と思いました。
温泉カルテ!ここまで分かりやすい温泉の情報公開を始めて見た!
そして竹瓦温泉に行った時に僕がビックリしたことが、温泉に関する情報公開です。
その情報公開がこちら!
分かりやすいのは、循環・加温・加水という項目ですかね。
循環とは、1度使ったお湯を濾過させて再利用することです。
つまり源泉掛け流しではありません。
源泉の量が限られる温泉では、循環濾過方式の温泉が多いと思います。
大規模な施設では、多くの湯量が必要になるため源泉掛け流しは難しくなります。
おそらく各地域の観光施設にある温泉は、ほとんどが循環濾過方式の温泉。
温泉は噴出時が最も鮮度が高いですが、その後は少しずつ酸化が進んでいきます。何度も同じお湯を使い回せば、当然鮮度は落ちていきます。
②加温
日本では温泉法という法律があります。温泉では源泉が25度以上か・一定の成分が認められれば温泉と認められます。
源泉の温度が低い場合には、加温を行います。
③加水
例えば別府は地獄と言われるように、源泉の温度が高くそのままでは入浴が難しい場所が多く、加水することで温度を下げます。
竹瓦温泉は加水をしているようですね。
しかしなんと細かく源泉率まで記載されています!
別府温泉Gメンの感覚評価も面白いですね!
浴槽内の状況が分かる情報公開
多くの温泉でも情報公開はしていると思いますが、素人では何を書いているか全くわかりません!
しかし別府の温泉カルテは、素人でもどんな温泉か理解できる素晴らしい情報公開だと思いました。
ただここまでの情報公開ができるのは、別府ならではだと思います。
この情報公開をしたら、マズイ施設が多いんじゃないですかね。
最近温泉に行くとどんな温泉なのか、情報をチェックするようになりました(笑)