どーも、冨安です。
ここ半年くらい読んでハマったマンガ、キングダムを紹介します。
全国区で人気のマンガでヤングジャンプで連載されています。
紀元前の中国が舞台です。
初めて中国を統一した秦の始皇帝は有名ですが、その秦の始皇帝が中国統一するまでのストーリー。春秋戦国時代といわれる時代です。
主人公は秦の始皇帝のもとで戦うシンという武将です。
面白すぎたので読み始めてから56巻くらいまでノンストップで読んでしまいました。
Amazonプライムで見始めた。
最初、僕はキングダムの存在もよく知らなかったのですが、なんとなくAmazonプライムで見はじめてハマりました。
もともと信長の野望や三国志みたいな歴史ものゲームにハマっていた人間なので、歴史もののストーリーやマンガは好きです。
この秦の始皇帝が統一するまでのストーリーが、今の時代にあうよう表現されています。
三国志や項羽と劉邦あたりはマンガでもよくありますが、春秋戦国時代ってあまり描かれてなかった時代な印象です。
当時の様子が伝わってくるような世界観が好きですねー(^^)
全く知らなかった時代背景を知れる。
キングダムが面白いところの1つが、全く知らなかった時代背景を知れるところです。
秦の始皇帝って兵馬俑や貨幣統一などの統一後の話はよく聞くんですが、どんな過程で統一したのか?全く知らなかったんですよね。
当時の中国は多くの小国が乱立して、そのうち生き残った7カ国に絞られたところでした。
秦、趙、魏、燕、楚、斉、韓。
という7カ国。
ヨーロッパがEUとして統一したくてもできないように、中国統一するというのはあり得ないと考えられていました。
中華統一というあり得ないゴールを掲げた秦の始皇帝は、どうやって中華統一を成し遂げていくのか?
この一本のゴールに向かってストーリーは現在も続いています。
登場人物が魅力的。
キングダムの魅力の2つ目が登場人物。
主人公だけでなく、敵役からサブキャラまでいいんですよねー。
なかなか言葉で表現できないのですが、
黒洋丘の桓騎将軍、朱海平原で鼓舞をするときの王賁、全体的に王騎将軍の副官だった騰とか好きです。
あとは昌平君はカッコ良すぎると思います。
誰の部下になりたいかといえば羌瘣の部下になりたいです。
個人的に最近読んで一番しびれたシーンは、王賁が朱海平原で鼓舞をするとき部下たちに
「力を貸してくれ、友よ。」
といってるシーンでした。
賁さま!!!
登場人物それぞれのバックグランドや伏線がよく練られているから、ぐっとくるシーンも多いのかなと思います。
現代にも繋がる問いが色々と投げかけられる。
キングダムは投げかけられる問いやメッセージが、現代に通じるものが多くそこも面白いです。
例えばなぜ中華統一する必要があるのか?
戦乱の世をなくすため?どうやったら争いはなくなる?
他の国を滅ぼせば恨みや悲劇は必ず起こり、また戦乱は起こる。
そもそも中華統一など目指す必要があるのか?
言葉も思想も異なる中国をどうやって統一するのか?
政治的な要素も結構描かれています。
僕はキングダムが中国の歴史にハマるきっかけになりました。それまでは北方謙三の三国志と水滸伝読んでたくらいでした。
キングダムを読むと、その後の項羽と劉邦、武帝、三国志あたりの時代の流れの理解が進みます。
マンガってすごく情報量が多くて、歴史の入りはマンガがベストだと思います。