自尊心と施設の都合。急に車椅子の利用者をみて思う、人はどう寝たきりになっていくか?

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どーも、冨安です。

最近介護施設でバイトをしています。

認知症の方が相手の仕事で、毎日同じようで同じことがないので発見や問いが尽きません。

最近はある利用者でこれまで何とか歩いていた方が、どーにも危ないということで車椅子生活になりました。

見ていると脳が活動してるとき、していないときがあるようで、夕方以降など歩いている姿は危なかっしい方でした。

本人はなぜ歩けるのに車椅子に座っていないといけないのか理解ができないご様子。

なにかあると立とうとしますが、立つことは施設側的にはNGで座ってもらいます。

自尊心をどこまで尊重するか、施設側のリスクのせめぎあい

立って動くことはできそうに思えるのですが、万が一のリスクが施設側からすると恐いのも理解できます。

一回転倒事故があったら死亡事故に繋がりかねないので。

利用者としては歩けるのになぜ車椅子に乗らなければならないのか?

立とうとするたびに職員に注意されて、歩きたいのに歩けない。

施設側は悪いと思いながらもリスクを考慮しての車椅子。

介護施設は利用者の自尊心をどこまで尊重すればいいのか?リスク管理とのはざまで判断が難しいなと思います。

人はどうやって脳や体が衰えていくか?

認知症の方といると、なぜ人の脳や体は衰退していくのだろうか?

毎日観察をしながらよく考えています。

だんだんと出来ないことが増えていくリアルを垣間見ます。

体や脳は使わないと衰えていくものだと思います。

若い人でも一ヶ月入院してたり、家に引きこもっていたら体も脳も衰退するはずです。

久しぶりに体を動かそうとしてもうまく動かなかったりしますよね。

あまり人とコミュニケーションをしていないと、うまく口が動かなったりもします。

でも脳は毎日のようにやることは覚えていてくれます。

一方でやらないことは忘れます。

人はやらないことは忘れるものだと思います。

施設の利用者をみていても徐々に寝たきりに近づいているようにしか見えません。

自尊心を奪うことがやる気を奪い、何もしなくなる。

車椅子に乗るようになった利用者は、歩けるのに歩けないことでどこか自尊心は傷つけられていると思います。

認知症の方が自尊心を保ちながら、できる機能をいかしながらどう生活するか?

これは自分でやってて本当に難しいです。つい向こうの都合でなくこっちの都合で物事を考えて進めてしまいますから。

子供や会社での教育にも当てはまり、自尊心を損なわずにモチベーションを持ち続けるような教え方は難しいものだと思います。

希望を抱いて会社に入社した新人社員が死んだ魚のようになるプロセスに近いんでしょう。

介護においては本人の意思とは反する施設側の都合が、利用者の寝たきり状態を近づけるように思います。

現場の兼ね合いや転倒事故のリスクとの折り合いが難しいので、話し合いが大事なんですかね。

本人がやりたいことの意思、事故を起こしたくない施設の都合。

介護保険は何でもかんでも世話をするのではなく、自立を促すような介護を目指しているそう。

職員がやってしまった方がやってしまった方が早いことが多々あるなかで、できる機能のなかで何をどこまでやってもらえばいいのか?

判断が難しいですよね。

いずれにしても、成長ではなく利用者は衰退していくばかりなので介護の現場は希望が見えづらい職なのだろうかと感じます。

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