認知症の人が笑うタイミングは、話の中身より雰囲気。

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どーも、富安です。

最近介護施設でバイトをしていまして、働いているときは認知症の人たちと一緒に時間を過ごしています。

介護は僕にはまったくの新世界。

認知症の利用者の一般的な常識からすると理解できない行動は、観察していてとても面白くて見ていて飽きません。

認知症の人が笑うタイミング

今日は認知症の人が笑うタイミングについて。

僕が働いている施設にいる人は要介護レベルの低い人から高い人まで様々です。

認知症は脳の機能的に今起きたことから忘れていくらしく、最近働き始めた僕のことを誰だかわかっている人は少ないです。

昔のことや印象に残っていることはよく話されるんですけどね。

だいたいいつも同じ話をされます。

「一体ここはどこなんだろうか?」

と話す方もおられます。

一緒にいる利用者や職員をどこの誰だかよくわかっていないけども、日々の生活は一緒にしているわけで。

どんな感覚なのか想像がつきません。利用者さんたちが一体どんな感じで日々を過ごしているのか不思議です。

目を開けながらも体は動かさずじっとしている人、ブツブツとよく寝言をいってる人、よくフラフラと歩き回る人など様々な方がおられ、いくたびにこの空間は何なんだろうかと思います。

しかし脳や体が衰えても、認知症であれ感情は当然ながら残っています。

話の中身より雰囲気で笑う。

では認知症の方は一体どのようなタイミングで笑うのでしょうか。

1つ面白いことにその場の雰囲気により笑うことがあります。

認知症の方との会話は中身がないことがほとんどで、言葉以上に非言語でのコミュニケーションがモノを言います。

「目は口ほどにモノを言う」

といいますがまさに。

普段若い健常者でコミュニケーションをするときは、1つ1つの言葉が雑であってもコミュニケーションが成り立ちます。

例えば人の目をみてしっかり話す、とか。

ちゃんと伝えようという気で話さないと伝わらないことが多いですね。

逆に普段自分がどれだけ人とコミュニケーションができてないか感じる機会になりました。

笑う、という1つの動作も同じで、何を話しているか。その言葉自体はさして重要じゃなさそうです。

認知症の人が笑うタイミングは話が面白いかどうかではなく、その場の空気感や雰囲気と感じています。

例えばその場にいる人たちが楽しそうに笑っていると、なぜか話とは関係のない利用者までニッコリと笑いだしたりします。

間違いなく話の内容は分かっていません笑

楽しそうな雰囲気につられて笑っている感じです。

子供が周りの大人が楽しそうだと、一緒に楽しそうにするのと同じイメージです。

逆にギスギスした雰囲気のときに笑い出す人はまずいません。

こういう雰囲気や空気は感覚的にわかるんだなーと見ていて不思議です。

そして施設の雰囲気により利用者の体の状態も変わってきて、例えば職員が病むような悪い雰囲気の施設にいたら認知症の悪化も早くなりそうですよね。

人は理屈でなく感情の生き物なんだなと思います。

楽しくて笑う、悲しくて泣く。

こうした感情が残っていることは人間らしく生きる最後の砦なのかもしれませんね。

戦前からたくましく生きてこられ、今は衰えてしまった方々と接することで感じることは日々多いです。

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