認知症 「知ーらない!」というセリフからの学び

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どーも、冨安です。

認知症になる人、ならない人の違いは何か?

認知症 話す言葉でなく声に反応する人

最近介護施設でバイトしており、日々認知症の方といるなかで気づいたことをレポートしています。

働いてる施設のなかに何度も何度も同じ事を聞いてくる方がいらっしゃいます。

田んぼをやっていたようで

「苗づくりはちゃんとできてるだろうか?」

「田植えは大丈夫だろうか?」

「農協に入金がなんちゃらかんちゃら」

「息子はちゃんとやっとるのかのう?」

などとにかく田んぼが気になるようで頻繁に聞いてこられます。

耳が不自由な方で、かなり耳を近づけて話す必要があります。

個人的にはこの人は今いったいどんなことを考えていてどんな世界を見ているんだろう?

興味深いのでゆっくり話したいと思っています。

一般的にはイライラして対応される。

施設では恒例のことなので職員の対応もパターン化しています。

だいたい何かみんなやってるときに話しかけてくるので、大抵の時はそこまで相手にしていません。

「同じ事を何回もいわせないで!」

「いま仕事中!」

みたいな若干イライラしたような感じで対応するパターンが1つ。

もう1つは

「田んぼは息子さんがちゃんとやってくれとるから大丈夫じゃ。」

と安心する言葉を投げかけるパターンがもう1つです。

イライラした感じになるのも分かりますが、直近の記憶を忘れていく方の立場に立ち考えると

「同じ事を何回もいわせないで!」

とこっちの価値観から物事を言っても何も意味がないように思います。

話しかけてくる頻度が高いのでどんな風に対応すればいいのか難しいですよね。

何を言ってるかより、どう言っているかが大事なんだと思った。

この田んぼのことを聞いてくる方に対して、初めてのパターンを見かけました。

40歳くらいの女性の職員さんですが

「田んぼはどないなっとるだろうか?」

この恒例の下りに対して

耳元で大きな声で

「知〜らない♪」

と笑顔で言って爽やかに去って行かれたのでした。めっちゃ爽やかでしたね。

いやー時間をかけずに一発。相手側を不快にさせることもない素晴らしい対応だと思いました。

これがイライラした

「知ーらない」

だったらお互いにマイナスの感情が残るだけ。

最後に♪がつくような笑顔で爽やかな

「知〜らない♪」

はありで、言い方1つで全然違うんだなあと感心しました。

なぜか話しかけた方も笑ってたし。

場の空気全体も悪くなりません。

認知症の世界においては

何をいうか?

以上に

どんなふうにいうか?

これが大事なのかもしれないと思いました。

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