どーも、冨安です。
今年の冬は狂ったように放棄地の草刈りをしていきたいと思っています。
上山は一見するとただの草むら、林にしかみえないところでも、実は以前棚田だったところがたくさんあります。
例えば上の写真もよくよくみたら、草むらが段々になっているのが分かるかなと思います。
この辺り夏はなかなか手が回らないのですが、農閑期の冬に刈り進めていきます。そして春先に野焼きをして燃やします。
ということで、放棄地再生の第一歩が草刈りです。
僕は現在住んでいる部落のエリアを刈り進めています。
大地と向き合う日々です。
これらの棚田が再生されたすごい景観をイメージしながらやってると、めっちゃ草刈りが楽しくなってきました。
ドローンで上空からどれくらい進んだか?俯瞰的にみると自分のスピード感も分かってきます。明日は1日でどれくらい進むか、ちゃんと実証実験してみたいと思います。
草刈りをして出てくる水路は、希望の光。
棚田放棄地を草刈りをしていると、面白いのがだんだん地形が分かってきたり古い石垣が出てくること。
どんな景観だったのか?どんな歴史をもってたのか?
すごい想像がかき立てられます。
どんなプロセスを経て、どうやって棚田をやってたんだろう?
また先人が残したものが、今もこうして景観として残っているわけで棚田はホント面白いです。
その中でもどうやってここに水を引いているんだろう?
と思いながら刈り進めるのですが、ときどき草むらから水路が出てくることがあります。
見づらいのですが右手にU字こうがあるのが見えますかね?
こうして水路を発見するとすごい宝物を見つけた気分になることができます笑
「よしきた!!」
みたいな。
どこからどう水を引っ張ってきてるのか?おぼろげながらイメージすることもできるので。
たぶん共感してくれる人はなかなかいないですよね笑
水を引っ張ってくることができれば、再び田んぼをやることも可能なはず。こうして放棄地から再生したことないのですが。
草刈りは単調で地味にみえるかもしれませんが、やってると考えること気づくことが日々たくさんあります。
いやー棚田はすごいなと最近放棄地の草刈りをしててすごい感じます。
古い石垣から田んぼに水を入れるための入り組んだ水路。
先人の残してくれた凄まじい資産だと思います。