どーも、冨安です。
最近食っている米がうまいです。
どんなお米を食べているかといえば、今年上山で自分たちで作った棚田米なわけなんですが。
自分らで作ったからうまく感じるだけなのか、誰が食べてもうまく感じるのか。
分からないのですが。
これまであまり意識したことなかったのですが、新米めっちゃうまいですね。自分で田んぼをやっての新米。
これの一口目、感動的な美味しさだったのが思い出されます。
ホントに毎日米を食べるのが楽しみでして、パスタやうどんなど小麦系の食べ物の消費量がかなり減りました。米がうまいんで米ばっか食っています。
自分らで生産したものを食べることができる豊かさ
ただ美味しいというだけでなく、自分らで作ったお米を自分らで食べることができるのはすごい豊かなんだと思います。
たぶんどんな高級料理店で高級な料理と比較をしても、自分らで作ったお米の美味しさや豊かさに勝てるものはない気がします。
僕はお米しか生産していませんが、お米に限らず衣食住を自分で作れる豊かさは都会で消費しているだけだと感じることができない。
と自分で初めてお米を作ってみて思います。
棚田でお米を作って生まれる価値
またお米を作るまで、田んぼができるまでには多くのプロセスがあることを学びました。
条件不利な中山間地域である上山では、厳しい条件だから育まれる景色があります。
上山全体に張り巡らされている水路掃除から始まり、地域の暮らしや文化が脈々と受け継がれているここならではの暮らしがここでしか見れない景観につながり。
スーパーに並んで値付けされてるお米だけ見たら分からない価値が田んぼやお米にはあると思います。
特に棚田ではお米を作ることが土地を守ることや景観文化を作ることに繋がり、田んぼはただ食べるお米以外で持つ価値の大きさが計り知れないと思います。
ホント、米がうまいので最近大概のことがどうでもよくなります。
「米うまいし、まあいっか」
みたいな。
本当です笑
たぶんこう感じるのも売るためというより、自分らの食べるお米を作るという考え方でやってるから豊かなのかもしれません。
今年の棚田米、販売中です!
ということで今年上山で作った棚田米の新米、販売中です。
5kg6000円ということで相場よりかなり高いのです。ただお米を食べるために買うというよりも、僕らがやっている棚田再生や地域への未来への可能性みたいなものを応援いただくお気持ちでご購入いただけたら嬉しいです。
そして自分たちで食べるためのお米を作れることは大変ですが、本当に豊かです。
どんだけお金稼いで遊んでも満たされないことたくさんあると思うんですけど、生産できるのって豊かなんだと思います。特に毎日食べるお米を作れるということは。
最近毎日、米を食っているだけで幸せを感じることができますので(笑)
棚田でお米を作るのは大変なことも多く地道ですが、人生でこうした喜びを知れてよかったです。
お米づくりに携わる、自分らで作ったお米を食べる。
ホントに豊かだと思います。色んな形で関われますので、来年ぜひ上山でお米づくりを一緒にやりましょう。
ネット販売もしておりますのでこちらもぜひご覧下さいませー!