どーも、冨安です。
先日このような記事を見かけました。
<働かない働きアリ>集団存続に必要 働きアリだけは滅びる (毎日新聞) – Yahoo!ニュース
面白いテーマですよね。
集団が存続するためには、働かないアリも必要であると。
こちらの記事から内容を引用してご紹介します。
コロニー(集団)の中に必ず2~3割いる働かない働きアリは、他のアリが疲れて動けなくなったときに代わりに仕事をし、集団の長期存続に不可欠
これまでの研究で、働くアリだけのグループを作っても、必ず働かないアリが一定割合現れることが確認されている。仕事をする上では非効率な存在で、働かないアリがいることが謎だった。
最初よく働いていたアリが休むようになると、働かなかったアリが動き始めることを確認した。
勤勉なアリだけのケースでは一斉に疲労で動けなくなってコロニーが滅びてしまうのが早く、働かないアリがいる方が長続きする傾向があった。
この著者の方の研究ですね。
この本は買ってたけど、まだ読んでなかった。
働かないアリは、なぜ働かないのか?
ある集団ができた時に、働くアリ・働かないアリがいるとの研究。
いったいなぜ働かないアリが発生してしまうのでしょうか?
集団において、基本働かないアリになる、僕を事例に考えてみましょう。
僕も典型的なこの働かないアリに属すタイプの人間。集団で何かをするときは、基本的に機能していません。
まさに働かないアリ。
ではなぜ僕が働かないアリになるのか?
それは他の人たちが、僕が何かする前に全ての仕事をしてしまうからであり、働かないアリがいるのは、働くアリがいるからです。
これは価値観の問題でもあり、
僕は「ここは頑張る必要ない」、
と思うことでも、
ある人は「この状況はまずい!必死に頑張らないと!」
と思うことがあります。
そしてよくあるのが、僕が何かをするまえに、気づいたら他の誰かがやってくれた!
というケース。
僕が「後でやればいっか」と、のんびりしている間に、気づけば仕事は処理されているのです笑
ワークショップやグループワークで考えてみよう!
例えば何かのイベントで、よくあるグループワークやワークショップをイメージしてみてください。
だいたい5、6人くらいのメンバーがいたら、気づいたら役割分担が出来ていませんか?
①仕切る人
②いい意見をいう人
③大したことは言っていないけど存在感のある人
④何かを書いている人
⑤何もしない人
だいたいこのような感じで、パワーバランスが保たれることが多いのではないでしょうか?
僕は基本的に、⑤の何もしない人に落ち着きますね。
この①ー⑤が全員仕切りたがる人たちになっては、その場は成り立ちません。
分相応な役割が成り立ち、その場は成立しています。
だいたいの人は僕よりも仕切る能力が高いので、僕は何もしない方がかえって好都合でしょう。
冬の除雪の事例。
こうした働かないアリ・働くアリは、それぞれの価値観の違いにより発生しているパターンが多いと思います。
北海道は冬、除雪という仕事をしなければなりません。
僕がちょっと降ったくらいなら除雪しなくていいや、って思うとします。
でも同じ降雪量でも、除雪しなきゃだめだ!ってなる人もいます。
どこまで部屋が汚れたら、掃除をはじめるか?
みたいな話も価値観により異なってくると思います。
例えば同じ部屋で
僕が掃除をする必要がない、と思っても
ある人は、こんな汚い部屋は掃除しないとやっていけない、と考えるかもしれません。
追い込まれるまで、行動をしないことは僕自身の課題ですね・・・。
ラテン気質なのでしょうか?
それでも働かないアリが、働くとき
では僕のような働かないアリは、一体どのような時に働くのでしょうか?
いつだと思いますか?
・自分以上に、働かない人たちが集結してしまった時
・自分一人で仕事をやらざるをえない時
この2つですかね。
僕よりも働かない人ばかりが集まったら、僕はさすがに働かざるをえません。
逆に普段は働く人たちも、自分以上に働く人ばかりが集まったら、働かなくなると思うんですよね。
他の人たちが仕事してくれますから。
僕はどこにも属していない、フリーランスですが、さすがに自分で何とかせざるをえないので、働かざるをえません。
でも大きな組織にいたら、他の人が頑張ってくれるから、遠慮なくそれに甘んじます。
僕は集団で機能しないことが分かったので、1人でやっていこうと思いました笑
価値観の違い
働かないと思われるアリは、働くアリと価値観が違うから、働いていないだけ。
働くアリ、働かないアリは両者いて当然。
みんな同じタイミングで仕事をしていたら、この世の中は成り立たない。
というわけで、僕にたいして
「あいつ仕事をしてねーな・・・!!!」
と思うことがあってら、僕はきっと違うタイミングで仕事をしています。
そういうことにしておいてください(笑)
この書籍は買ったけど、読んでなかったからちゃんと読んでみよう。