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どーも、冨安です。

今回は『クリプトキャッシュ「暗号通貨」が世界を変える』という本の紹介です。

「暗号貨幣( クリプトキャッシュ )」が世界を変える!

2、3年前に仮想通貨ブームが起こりましたが、すっかり今では見なくなってしまいました。

本書は仮想通貨とも異なる暗号技術であり、クリプトキャッシュを開発した中村氏による一冊。

ビットコインとも大きく異るクリプトキャッシュとは?

クリプトキャッシュの仕組み、社会でどう使われるか、その技術によりどんな社会が実現できるか?

お金の歴史、暗号技術の歴史、ビットコインとの違い

などのことを身近な例をあげながら解説されています。

実現されればこれからの社会の根幹をつくる技術になるので、1000円ちょいだして読んでみる価値はある一冊だと思います。

クリプトキャッシュってなに?

本書タイトルにあるクリプトキャッシュは、著者が開発した世界初の完全暗号技術が使われた暗号通貨です。

現在のネット上の決済やビットコインには、セキュリティー面で問題があります。情報を奪われるリスクは色々とありますが、一番の問題はネット上で暗号鍵を配送するときに情報を奪われるリスクだそう。

例えば色んなスマホ決済サービスがありますが、例えばある会社では決済金額の上限が10万までと決まっていたりして上限金額が低く設定されています。本書によればこれはセキュリティーが脆弱だから。

今のネットやクレジットカードの決済にはセキュリティー面で、決して安全とはいうことができない。

問題はサイバー空間上で暗号情報を配送中に盗まれるリスク。

そこでサイバー空間ではないところで暗号鍵のやり取りを可能にする暗号技術を著者は開発し、これを「コンプリートサイファー」とよんでいます。

完全暗号技術「コンプリートサイファー」を利用した暗号通貨が本書タイトルでもある「クリプトキャッシュ」です。

ビットコインとの違いはなに?

ではクリプトキャッシュはビットコインとは何が違うのでしょうか?

ビットコインはブロックチェーン技術を使った分散台帳システムが特徴の暗号通貨。

①大量のデータを取り扱う必要があり、電気やサイバー空間にコストがかかる

②仕組みを維持するためのマイニングの報酬が下がり担い手がいなくなる可能性がある

③暗号鍵を中間者攻撃により盗まれるリスクがある

などの問題をかかえており、投機目的以外では利用があまり進んでいるようにみえません。

クリプトキャッシュは分散台帳を使わず発行から取引まですることが可能で、仕組み維持のためにマイニングのような多大なコストがかかることもありません。

お金の取引だけではなく信用取引の情報の書き出しも可能だそうです。

現在日本以外の国ですが法定通貨として、クリプトキャッシュを実験的に使う試みが行われています。

あらゆるモノがインターネットで繋がる時代。

とにかくセキュリティーの問題をクリアすることが大事であると著者はいいます。

そもそもお金ってなに?

本書ではそもそもお金ってなんだっけ?ということにも触れています。

お金は

価値交換、価値保存、価値尺度

という3つの役割を果たしています。

モノ、金銀、紙幣のように歴史とともに姿かたちを変えながら。

今ではデジタルマネーも登場して実態を伴わなくなってきてもいますね。

デジタルマネーやクレジットカード、スマホ決済ができるようになり、現金を持ち歩く必要性は減ってますね。

インターネットの第2ステージ。多様な価値の交換が可能にする新しい社会

スマホやインターネットが当たり前の世界になり、時間や場所をこえて情報のやり取りをすることが可能になりました。

著者はこれをインターネットの第1ステージであり、これからインターネットは第2ステージに入るといいます。

それはモノや情報の交換の場だけでなく、価値交換のプラットフォーム。

これまでは難しかったような小さなコミュニティーや個人間の価値交換もできるようになってくると。

お金になりずらかったようなある人の特技や個性、この価値交換ができる社会を著者は目指されています。

そして新しい価値交換を可能にするための根幹になる技術がクリプトキャッシュと位置づけてます。

あくまでテクノロジーは手段で、どんな社会にしたいか。

便利なテクノロジーができたとしても、それをどう使うかは人次第です。

いいように使うこともできれば、悪用もできると思います。

本書に「貧困をなくしたい」という記述があり、著者は貧困などの問題を解決するための思想でクリプトキャッシュを作られてると思いました。

テクノロジーはなにか目的を達成するための手段でしかないので、「こんな社会になったらいいよね。」みたいなことを描いて、クリプトキャッシュを使い方を考えることが大事なのかと思います。

今までにない価値交換ができる仕組みを地に足のついた形で広げていくために。

本書のなかではクリプトキャッシュの仕組み、ビットコインや現在の決済システムの問題点、そもそもお金とは暗号とは?

ということに触れた上でクリプトキャッシュがどう社会で実装されていくか展望が書かれています。

仮想通貨、というより暗号技術最前線がどんな社会をつくっていくのか?

ご興味ある方はぜひ(^^)

 

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