どーも、冨安です。

最近介護施設でバイトしておりまして、認知症という自分とは全く異なる世界観を持った人たちと接しています。

認知症の方がどんな感じで物事を見ているのかなどは見ていて面白いです。

1つ1つの声かけが奥深い

僕たちは日常では言語を中心にコミュニケーションしていて、言葉かけなどテキトーに無意識に日常の大部分の会話をしています。

しかし認知症の方はコミュニケーションのやり方が当然ながら全く異なります。

例えば誰かに話しかける時、

「だれだれさん」

と声をかけますが、認知症の方はここをすごく丁寧にやる必要があります。

半分寝ているような感じのボーッとしている時が多いので、

「だれだれさん!」

と声をかけると、あちらの世界に行かれていたのがパッと一瞬意識が戻りこちらの世界に帰ってこられます。

認知症の方は多くの時間が、僕らの寝起きみたいな状態におられるのかもしれません。

耳が遠い方も多いのでちゃんと声かけしないと反応してくれません。

なかなか立たない人も立たせるめっちゃ声かけ上手い人

今いるグループホームではできることは利用者さんにやってもらう方向で日常を過ごしています。

車椅子の方のトイレのとき、車椅子から便座に移動するのに一度立ってもらうのですがこの立ってもらう動作をしてもらうのが難しい方がいます。

普段あまり立つ動作をしていないからか、筋力が衰えているからか。

立つまでに誰もが苦戦する方がいます。

一人声かけがとても上手な方がいて、この方がやるとスッと立つ瞬間がありこの瞬間は何度見ても不思議です。

多くの方は手を出してしまうので、声かけだけで体を動かせすのはすごい技術だと思います。

僕はまだ声かけのみで立たせたことはなく、立つ人の声かけと立ってくれない人の声かけとの違いは何なのだろうかと考えます。

その認知症の方は見ていると気持ちは立ち上がっているけど、体が気持ちについていってないような感じです。

でも立てないわけでなく、立つときはスッと立ち上がります。

意識と体が繋がるような瞬間があるんですかね。

普段僕らは立つときに何かを意識することはありませんが、体の衰えとともに立ち方も分からなくなるものだと思います。

若い人でも一度に多くのことは意識できませんが、認知症の方はその傾向がより強いイメージです。

だからただ「立って!」

といってもどうすればいいかわからなそうなので、

①手すりをグッとしっかり持って手と足に力を入れて

②お尻をあげて

1つ1つ順を追って意識してもらえばいいのだろうか?

と書きながら立ち方を考えていて思いました。

また今度実験してみます。