どーも、冨安です。
最近クラウドソーシングのことしか書いている気がしませんが、
クラウドソーシングばっかりやってるから仕方がないですね。
クラウドソーシングは日々使っていて、本当にこの仕組みは世の中を変えるインパクトがあるのではないかと感じています。
本日はまだまだ認知度の低いクラウドソーシングという仕組みが持つインパクトを、僕らの日々の暮らしに欠かせなくなったAmazonや楽天などのサービスと比較して考えてみたいと思います。
Amazonが変えたことはなに?
クラウドソーシングの前に、1度Amazonについて考えてみます。
僕のように地方にいると、Amazonを使っている方はかなり多いのではないかと思います。
今では生活になくてはならないサービスとなったAmazon。
では一体Amazonは僕たちの生活の何を変えたのでしょうか?
最もイメージしやすいのは、「モノ」の流通ですよね。
例えば、本。
僕のように本屋が充実していない町にいたとしたら、これまで欲しい本を買うために1時間・2時間かけて本屋に行く必要がありました。
でもAmazonがあることによって、インターネットから探して欲しい本を届けてもらえるようになりました。
さらにKindleがあることで、本を配達する手間もなく、
購入してから、その場でタブレットで読書をすることも可能です。
Amazonがあることで本の流通は大きく変わり、
地方の条件不利な町にいても、本を手に入れるために僕は困ることはありません。
これは本に限らず、食品・おもちゃ・雑貨・DVDでもあらゆる「モノ」に当てはまります。
条件不利な地域にいようが実店舗に足を運ばなくても、欲しい「モノ」ってある程度手に入れることが可能だと思います。
最近登場したAmazonプライムビデオやプライムミュージックは、DVDやCDの流通を変えますよね。
このようにAmazon、楽天、ヤフーみたいなネットサービス会社が、
ネットを通じて「モノ」の流通を変えてくれたおかげで、僕は地方の町にいてもそこまで「モノ」に困ることがありません。
「モノ」の流通が変わっただけで、僕たちの生活にはかなりのインパクトがありました。
クラウドソーシングが変えることはなに?
Amazonや楽天が「モノ」の流通を変えて、僕らの生活に大きなインパクトを与えたとしたら、
クラウドソーシングが変えることは一体なんなのでしょうか?
個人的に利用している実感からも、
クラウドソーシングが変えることは、「仕事」の流通だと思います。
クラウドソーシング、という言葉を聞いてもなんだそれ!?
という方が大半だと思いますがクラウドソーシングは
クラウド/ソーシング、と分けることができます。
クラウドとはよく見る言葉だと思いますが、2つの意味で使われます。
①cloud(雲)
②crowd(大衆)
クラウドソーシングのクラウドは、②crowd(大衆)の意味で使われています。
そしてソーシングは、業務委託、
クラウドソーシングで大衆に業務委託をする、という意味合いになり
インターネット上で不特定多数に業務委託をする雇用形態のことを指します。
インターネット上でコミュニケーションを図ること、データ共有することなどが簡単で低コストになったから、普及してきたのだと思います。
何と言ってもすごいことは、
ネット上で仕事を探す、受注する、コミュニケーションをとる、納品する、お金をいただく、
という仕事の全てのプロセスをインターネット上だけで完結できることです。
契約が案件単位のため、決められた納期までに、決められた完成品を納品することができれば、
時間や場所に拘束される必要はありません。
その代わり結果を出さないと次の仕事はないし、いつでも不安定なんですが・・・。
でもそのリスクを含めても決められた時間までに、決められたことをやって、結果を出せば後は自由っていう今の方が僕はいいですね。
職場の人間関係、無駄な会議などに消耗することはないし、昔から団体行動が苦手な僕には有り難い仕組みです。
国内を代表するクラウドソーシング会社はランサーズという会社。
クラウドソーシングの百貨店的な感じで多方面にわたる案件があり、僕はいまランサーズのみ利用しています。
【ランサーズ】日本最大級のお仕事マッチングサイト!


大手企業からの富の分散。
そして僕が使っているリアルな体感的に、クラウドソーシング市場に流れてくるお金はまだまだ増えてくると思います。
なぜなら大手企業からの仕事が、クラウドソーシング市場に流れてきていることを散見するからです。
まだ1部の大手企業しか利活用していないと思いますが、これからクラウドソーシングを活用する企業は増えてくるはずです。
日本全体で人口減少して内需が減る中で、大手企業などは特にこれまで通り正社員を雇用する体力がない企業が増えてくると思います。
でも正社員を減らすからといって社内の仕事が減るわけではなく、むしろ様々な外的な変化が生じて、社内でやらなければならないことは増えていることも考えられます。
こうした状況の時に、社内では足りないリソースを埋めるために、クラウドソーシングっていう仕組みは最適です。
案件ベースで報酬は発生するので、
正社員を雇うようなコスト、新人を育成するようなコストは発生しません。
最初からスキルを持った人に依頼に仕事を発注することが可能で、上手く使えば時間的・金銭的にも大きなメリットがあると思います。
体力が落ちて正社員を減らし始め、
これまでと仕事のやり方を変えざるをえなくなった大手企業の金が、クラウドソーシング市場にもっと流れてくると思うんですよね。
クラウドソーシングを経由した仕事は増加して、仕事のインフラ的な存在になるんじゃないかなあ。
既に今の僕にとっては、仕事のインフラみたいな存在なのですが。
もっと大手企業が参入してくれれば、より強固なインフラになります笑
クラウドソーシングが変える「仕事」の流通
例えば東京にある大手企業の仕事を、夕張市にいる僕が受注することができるようになる。
これは、
これまで東京辺りに集中していたであろう、大手企業の富がこっちに流れてきている!!!
ということで、
大手企業からの富の分散が始まっている!!!
おおおー!
と一人興奮することがあります笑。
終身雇用や年功序列というこれまでの働き方の常識が崩れる中で、
クラウドソーシングという仕組みが「仕事」の流通を変え始め、お金の流れにも変化が出てきているのではないでしょうか?
今、夕張市にいながら場所や時間にとらわれないネット上だけで完結する仕事を実践していて(もちろんこれが100%いいとは思わない)、
そうした変化を感じます。
AmazonやYahooといったネットサービス会社のおかげで、「モノ」の流通は大きく変わり、地方にいても「モノ」に困ることはなくなりました。
Amazonが「モノ」の流通を変えたように、クラウドソーシングは「仕事」の流通を変えつつある仕組みだと思います。
そしてクラウドソーシングによる恩恵が最もあるのは、仕事がないと言われる地方の町。
都会にいたら、クラウドソーシングなんて使わなくてもいくらでも仕事ありますからね。
そういう点でクラウドソーシングの可能性を開拓できるのは、地方なんだろうなと思います。
Amazonや楽天が「モノ」の流通を変えて、地方にいても「モノ」に困ることがなくなったように、
クラウドソーシングが「仕事」の流通を変えて、地方にいても「仕事」に困ることがなくなる。
クラウドソーシングには、本当にそのポテンシャルがあると僕は感じています。
ここにたどり着くためには様々な課題があり、まだまだ先の未来の話かもしれません。
でも不可能な話ではなく、地方創生のカギを握る1つの仕組みはクラウドソーシングだと思います。